購入の手順(仲介・媒介のケース)
不動産を買う場合は、おおよそ次のような流れで進むことになります。流れを理解しておきましょう。若干ケースにより変わることがありますが、私どもの関わりも含め説明します。
購入計画
どんな場所にどのような家に住みたいのかという希望と片や資金はどれくらい必要か、また、どのように調達しようかという点に配慮して購入計画を立てることになります。
具体的には次のような項目でしょう。
希望条件
- ・交通の便
- ・住環境
- ・周辺の施設・・・買い物・学校・病院・公共施設 etc.
- ・地域の将来性
- ・建物・・・注文住宅・建売住宅・中古戸建 etc.
- ・大きさ、広さ
- ・間取り
- ・設備
希望条件
- ・購入資金
- ・銀行借入費用
- ・登記費用
- ・税金・・・登録免許税・不動産取得税・固定資産税 etc.
- ・仲介手数料
媒介契約締結
購入の意志があり、私どもに物件探しを依頼したいということになると媒介契約です。
物件調査・確認
計画に沿って物件を探します。幅広いネットワーク等も活用します。そして物件が具体的になるといくつも調査・確認しなければならないことがあります。
所在地
- ・現地に行ってみる
- ・地形、境界、位置 etc.
- ・通勤通学の所要時間やルート
- ・環境・・・騒音、日照 etc.
- ・周辺の施設
建物
- ・基礎や外壁の程度や状況
- ・内装や建具、設備
- ・駐車場
物件紹介
調査・確認と前後することもありますが、希望に添う物件をご紹介します。
売買契約締結
重要事項説明
契約に先立ち、宅地建物取引主任者が商品たる物件の内容や法令上の制限などを書面で説明します。そのうえで、売買契約です。
契約締結
- ・詳細を詰め、売買契約を結びます。
- ・決済、引渡しの段取りを取り決めます。
- ・手付金の授受。
- ・仲介(媒介)手数料の二分の一支払い。
決済・引渡
- ・決済・・・手付金を差し引いた残金を支払います。
- ・引渡・・・決済と同時に買主に物件が引き渡され、所有権が移ります。
- ・登記・・・所有権移転登記を司法書士に依頼します。同時に抵当権の設定登記もすることもあります。
- ・諸費用の精算と仲介(媒介)手数料残額(二分の一)の支払い。